春日井店ショールーム

寒さ対策

 

こんにちは!!

冬が大好きな私には嬉しい時期になってきました。

 

と、いっても寒いのが好きなわけではありませんが…。

 

 

今回はちょっとした断熱のお話です。

 

工事をしていると特に一戸建てで築年数の古いお宅等では、

本来そんなに湿気っぽい場所でもないのに壁紙が黒いカビに覆われていたりします。

 

寒いので壁の中の断熱材を今の基準のモノに入れ替える工事を兼ねていたおうちの話ですが、

昔のタイプの薄く密度が少ないタイプの断熱材が入っていました。

 

壁の断熱効果を高めるのはいくつかのルールがあります。

 

断熱材は密度が高く、厚みがあるものを選ぶという事。

ここで言う断熱材とは一般的によく使用されるグラスウールです。

 

入れる時にも注意が必要で、出来るだけ隙間なく施工するという事です。

断熱材自体が厚く密度が高い高性能な断熱材でも、隙間があると冷えた空気が隙間から入ってきます。

壁の中の温度が低く、室内との間の耐火ボードは暖かい、この気温差が壁の内部で結露を起こす原因になったりもします。

 

また、これらの要因から室内側の壁が冷えて表面の壁紙に結露で水が付着し、

結果的にカビの原因になったりもします。

 

人が住んでいる以上、湿度が0%はありません、

冬で40~50%、蒸し暑い夏なら55~65%くらいでしょうか。

(夏は湿度が高くても結露が発生しないのでカビの原因にはなりにくいですが)

 

基本的にこれら一戸建ての断熱のお話は木造をはじめ、軽量鉄骨やコンクリート造の家でも共通していえます。

※こまかくお話をしていると膨大な量になるので簡略しますね…(;´・ω・)スイマセン…

 

家の外周面の壁は、壁の外側は外です(当たり前ですよね、すいません)。

 

外気に触れ夏や冬は特に影響が出やすい場所ですので、断熱材が入ってるのは必須ですが、

部屋と部屋の間の壁にも、もしついでに工事を行う機会があれば保温性能が上がるので入れるのも良いと思います。

 

寒冷地などの住宅は(北海道や東北など)全館暖房といって、過ごす時間の多いリビング以外の玄関や、

トイレや洗面所、廊下などにも暖房をつけている地域もあります、

愛知県はじめ寒冷地ではない一般地は、日常的に多くの時間を過ごす部屋しか暖房を入れません。

同じ家の中でもエリアによって寒暖の差があるという事です。

 

部屋と部屋との間仕切り壁に断熱材を入れることは建築上必須工事ではありませんが、

壁を壊して中身が丸見えになるような工程があるならついでに入れる工事をお願いしても良いと思います。

グラスウールならそんなにお高くないですしね。

 

今回は、壁の断熱のお話でした。

 

性能の良いエアコンや暖房機器も良いですが、断熱材は入れてしまえば最後、電気代やガス代がかかりません。

 

目に見える大きな効果とまではいきませんが、リフォームはこういうところにも手が届く工事でもあります。

 

こんな事できるのかしら??なんてことも含め、色々ご相談くださいませ!!

 

まだ先ですが紅葉に行ってみたらし団子を食べたい50歳でした。

 

長文、お読みいただきありがとうございました!!


この記事を書いたスタッフ

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